先日、世界一の富豪になったイーロン・マスク。
未来をつくっていく人物として取り上げられていますよね。
世界で活躍している彼を見ていると、子供をもつ親としてはイーロン・マスクの幼少期、気になる!というパパ・ママも少なくないはず。
今回はイーロン・マスクの育ってきた環境や幼少期、そこから学べる育児論をまとめてみました!
Contents
イーロン・マスクってどんな人?
世界一の富豪になった「イーロン・マスク」。
最近名前はよく聞くけど、実際何をしているのかよく知らない!という方のために簡単に紹介します。
今や世界一の富豪として知られるイーロン・マスクですが、
先進的な電気自動車メーカー「テスラモーターズ」
ロケット事業をてがける「スペースX」
太陽光事業をしている「ソーラーシティ」
脳科学とAIを結びつけた「ニューラリンク」
トンネルの採掘をする「ボーリング」
…などなど、複数社を経営している世界的な実業家です。
また、今となって有名な「ペイパル」の前身の企業「X.com」を経営していた経営者でもあります!
とにかく今までの起業家とも一線を画するイーロン・マスク。
こんなにすごい人なら、幼少期はどんな人物だったの?と気になりますよね。
イーロン・マスクの幼少期!どんな環境で育った?どんな性格だった?
イーロン・マスクのルーツは南アフリカ。
南アフリカの北東部の首都、プレトリア出身。弟と妹の3兄弟の長男として生まれ育ちました。
南アフリカといっても母はカナダ系の出身で、南アフリカでも「裕福な白人家庭」。アパルトヘイトの中、黒人のメイドが全て面倒をみてくれていて、幼い頃から海外旅行にも行ける豊かな環境でした。
イーロン・マスクの性格はとにかく好奇心旺盛で物知りだった。
そんなイーロン・マスクの性格ですが、とにかく好奇心旺盛。目についたものは片っ端から何でも拾い上げる性格だったそうです。
その多大な好奇心から本が大好きで、いつも片手に本をもっていたマスク。
図書館や本屋さんに入り浸っては本を読む日々で、ついには読む本がなってしまったことも。
ディナーで妹がぽつりと「月にいくまでどのくらいかかるかな」ときいたときも、さらりと正確に答えていたそう。
いじめられっ子で深刻ないじめにも悩まされた幼少時代。気を失うことも・・・
実は幼い頃はいじめれっ子で、中学・高校は何度か転校もしたそう。
全治1週間、気を失うレベルの深刻ないじめもありました。
深刻ないじめの原因は明確にはわかりませんが、物知り少年で、人の間違いに気づいては訂正をしていたので「もうあいつとは遊ばない!」なんてことも多々あったそう。
自由放任主義な母とは違い、しつけに厳しかった父
そんなイーロン・マスクの家庭方針ですが、母の家系は代々自由放任主義。
「子供たち自身が本能的に正しいことを身に着けていく」というモットーのもと、何があっても子供たちを責めることはしなかったそうです。
一方、父は有能なエンジニアで、自由な母とは違いしつけにはかなり厳しかったよう。
マスク自身も「精神的拷問だった」。マスクの母も「あの人の話はしないで」と言うくらいで、あまり本書では詳しく語られてはいませんでしたが、相当に厳しかったのでしょう。
後に父と母は離婚をしています。
今となってはマスク自身も「あのしつけがあったからこその自分がある」とも認めていますが、彼にとって辛い思い出だったことは間違いなさそうですね。
兄弟仲が良く、一緒に起業をしたキンバルとの仲。
弟のキンバル・マスクとは仲がよく、大人になってから一緒に会社を起こして大成功しています。
このキンバル・マスクとは小さい頃は刺激的な(危険な)遊びをしていました。
例えば服をたくさん着込んで空気銃で打ち合ったり、化学物質を混ぜ合わせて爆弾やロケットを作ろうとしたり、オフロードバイクでレースをしたり…などなど。
どれも危ないからやめなさい!と言ってしまいそうなことばかりですね。
が、このような経験を「危ないから」といってやめさせていたら…もしかしたら、芽を摘んでしまっていたことにもなるのかもしれませんね。
(といってもこれらはさすがに命の危険がありますが・・(笑))
コンピューターやテクノロジーに興味をもっていたのは幼少期から
父がエンジニアだったこともあったせいか、小さい頃からコンピューターやテクノロジーに興味がありました。
10歳には自分のコンピューターを買ってもらい、夢中になったそうです。
イーロン・マスクも実は6人の子供がいる父親!イーロンマスクの教育論とは
そんなイーロン・マスクも、実は6人の子供の父親です。
2度の結婚・離婚をしており、最初の子供との間に生まれた5人(なんと双子・三つ子の5人!)と、歌手グライムスとの間に子供が1人います。(写真)
2021年1月30日にクラブハウスに突如登場したイーロン・マスク。
イーロン・マスクは自身の子供たちの育児について、「主にRedditとYoutubeで教育されている」と語っていました。
そして教育は「できるだけ面白くて、ワクワクするもの」であるべきで、そういう意味ではビデオゲームのように教育について考えることが子どもたちの興味をそそる役に立つのではないかと話しました。
前述した通り、イーロン・マスク自身もインターネットがまだ広まっていない幼い頃からコンピューターに興味を持っていた人物。
自分の教訓もあり、幼い頃からテクノロジーの発展に触れさせて興味をもたせ、ワクワクを感じさせることが彼なりの教育なのかもしれませんね。
イーロン・マスクから学ぶ育児法
以上、イーロン・マスクの幼少期と彼自身の子育てを紹介しました。
日本と南アフリカでは環境も全く異なるため、イーロン・マスクのような幼少期環境を真似ることは難しいように思えます。
が、マネできる部分もいくつかあります。例えば↓
・革新的なプロダクトやテクノロジーに触れさせる
・好奇心を育て、その好奇心を利用する。
・多少危ないこともできるだけ見守る(この程度は人それぞれですが、少し寛大になるくらいのほうがちょうどよいのかもしれません)
あたりでしょうか。
彼が今テスラモーターズやソーラーシティなどの企業を作っているのも、全て幼い頃に培った好奇心や新しいものを吸収する力などが影響していそうです。
人生を仕事に捧げるイーロン・マスク。
次のイーロン・マスクになってほしい!までとはいかなくても、彼のように自分の手で未来を切り開いていく子供が増えていくのは素晴らしいことです。
イーロン・マスクの幼少期についてもっと知りたい!という方はぜひこちらの本がおすすめです。
幼少期はもちろん、学生時代や結婚、現在に至るまでの彼の生き様が描かれています。
様々な人からみたイーロン・マスクを知れる他、育児の参考になる部分もあり、彼の波乱万丈な人生は読み物としてもとても面白いですよ★
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